メタバース開発で活躍できるVRエンジニア

VRエンジニアは、メタバースなどの仮想空間を制作するエンジニアのことだ。バーチャルリアリティの技術を使ってゲームやサービスの開発を行う。

メタバース開発では、最初に画面やキャラークターの設計をするコンテンツ設計を行い、次にコンテンツを制作し、最後にテストとデバッグを行うというのが主な仕事の流れだ。設計に関しては、ケースによって、サウンドやストーリーまで考えることもある。コンテンツの制作の際には、グラフィックシミュレーションなどもチェックする。

VRはコンピューターグラフィックを使用したCG版と実際に撮影した映像を使用する実写版に分けられるが、案件によっては、CGと実写映像を組み合わせる必要もあり、高度なスキルが求められる。メタバースで使用されるプログラミング言語は、OSや環境によって異なる。AndroidならKotlinやJava、C#などIOSならC#やSwift、Javascriptなどだ。MacならC# やJava 、Swift、Javascriptなどの言語で開発を行う。

VRエンジニアがメタバース開発に携わるには、Unityなどのゲームエンジンを使いこなすことができなければならない。Unity は、ゲームアプリやVRなど幅広い分野で活用できるもので、メタバース開発で最も多く使用されているものだ。

メタバース開発を行うには、こうした専門知識やスキル以外に、情報収集能力、探求心、コミュニケーション能力が求められる。メタバース業界の市場拡大と共にVRエンジニアの需要も高まっている。スキル次第では高収入を期待できる魅力的な仕事だ。